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自分の人生を取り戻す

2026 3/28

気づいたら、自分の人生のハンドルを誰かに握られていた。

いつ寝るか。いつ起きるか。いつ食べるか。 全部、仕事のスケジュールが決めていた。 旅行に行けない。食事はキッチンで立ったまま。 寝る前に考えるのは、明日の締め切りのことだけ。

それを15年間、「当たり前」だと思っていた。

目次

主導権はいつ手放した?

最初は自分で選んだはずだった。 好きなことを仕事にした。フリーランスになった。 誰にも縛られない働き方を手に入れた——はずだった。

でも気づけば、自分のスケジュールは全て相手のペースで埋まっていた。 返事が来たらすぐ対応する。 週末も頭の中に仕事がこびりついている。 休みの日も「もし何か来たら」と身構えている。

フリーランスなのに、会社員より自由がなかった。

「断れない」が生む支配

主導権を失う原因は、たった一つだった。 断れなかったこと。

仕事が来たら全部受けた。 条件が悪くても、スケジュールがきつくても。 「断ったら次がないかもしれない」 「自分がやらなきゃ回らない」 その恐怖が、全ての判断を支配していた。

相手が悪いわけじゃない。 「全部やります」と言い続けた自分が、自分の主導権を差し出していた。

取り戻すために必要だったもの

主導権を取り戻すには、二つのものが必要だった。

一つは、スキル。 「あなたの代わりはいない」と言われるレベルまで磨き上げること。 替えが効かない存在になれば、条件を出す側に立てる。

もう一つは、経済的な余裕。 「最悪やめても困らない」という状態を自分の手で作ること。 断る力は、お金の余裕から生まれる。 恐怖で判断している限り、主導権は永遠に戻ってこない。

この二つが揃うまでに、15年かかった。

「こうします」と言えた日

ある日、僕は取引先に伝えた。 「今後はこの形でやらせてください」と。

お願いではなく、提案。 相談ではなく、宣言に近いもの。

受け入れてもらえた。 拍子抜けするほど、あっさりと。

15年間「言えなかった」ことが、言ってみたら一瞬で通った。 もっと早く言えばよかった、とは思わない。 スキルと余裕が揃った今だから、通ったのだと思う。

取り戻した後の世界

主導権を取り戻すと、まず時間が変わる。 朝起きて、自分のペースで動ける。 ご飯を座って食べられる。 旅行の計画を立てられる。

そして、頭の中が静かになる。 常に何かに追われていた感覚が消える。 「もし明日目覚めなかったら」と考えなくなる。

何より、好きだったはずの仕事が、もう一度好きになれる。 義務感で描いていた絵が、楽しいものに戻る。 自分が描いた絵を見て「かっこいい」と思える感覚が、戻ってくる。

自分の人生を生きる

僕はこれから、三つの基準で仕事を選ぶことにした。

負担がないこと。 楽しいこと。 敬意があること。

この三つに当てはまらない仕事は、もう受けない。 恩義でも、恐怖でも、惰性でもなく、自分の意思で選ぶ。

健康寿命が終わる前に、やりたいことを全部やる。 大切な人との時間を最優先にする。 自分の名前で、自分の作品を残す。

15年間、誰かのために握らせていたハンドルを、ようやく自分の手に戻した。 ここからが、本当の人生だ。

blog 日常・思索
  • 「名前のない仕事」を15年やった結果
  • 究極の個人

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