ふぇにょん / Yoshiya Fujisaki
Illustrator / Visual Development
誰もが知る作品の、名前の出ないポジションで15年以上描いてきた。
ドラゴンクエストHD-2Dリメイクでは、法人名が並ぶエンドクレジットに個人名で載った。
描いてきたものが、証明になった。
流儀
1) “らしさ”を守る、唯一無二の再現性
キャラクター単体ではなく、モンスター群、メカ、小物、背景のニュアンスまで含めて、作品が持つ空気感と熱量を再現する。アナログ全盛期のタッチ、鳥山明先生系譜の線・情報量・間(ま)の扱い。似せるのではなく、”らしさ”を担保する線を引く。
2) 商品を成立させる「構図 / 演出」
指示を待たない。ラフの段階から「商品としてどう見せるべきか」「一枚の中に物語と意味を持たせるには」「ファンが手元に置きたくなる瞬間はどこか」を設計し、複数案で出す。一枚絵がプロジェクトの方向性を定める”核”として機能する。
3) 速さと精度で、進行を軽くする
レスポンス、ラフ提出、修正まで、制作進行を止めない。「ラフの時点でほぼ完成形」「修正指示が少ない」。ラフ段階で詰めるから、清書修正は最小になる。
4) 作品理解と観察眼
資料・設定・既存表現の意図を深く読み、違和感と矛盾を見逃さない。制作過程での気づきが、公式側の整合性調整に繋がったこともある。
制作領域
- 公式プロジェクト向けイラストレーション(KV、商品用ビジュアル、プロモーション用アート)
- カード/グッズ/パッケージ等の商品用アート(構図提案から)
- キャラクター/モンスター/メカニックの作画・立ち絵・ポーズ案
- 線画のみ/着彩込み等、工程の切り分け
- 企画初期からのビジュアル開発(世界観整理、方向性提案)
経歴
▶ アニメーター期(〜2008)
専門学校卒業後、タツノコプロに入社。
『鴉 -KARAS-』『ヤッターマン(2008)』などに動画・原画として参加。
工原しげき氏・橋本敬史氏らの原画に触れ、線の緊張感と構図の力を学ぶ。
▶ FLASHアニメーター期(〜2012)
ANKAMA JAPANに入社。『Wakfu』『Dofus』『Kerubim』などにアニメーターとして参加。
Eunyoung Choi(現サイエンスSARU)氏のもとで表現力を磨く。4年間の在籍後、日本支社解体に伴い退社。
▶ フリーランス期(2013〜現在)
以降、国内外の公式プロジェクトに多数参加。
2023年、東京と大阪の2拠点で制作を展開。
2024年『ドラゴンクエストIII HD-2D』、『ドラクエ×横浜みなとみらい』キービジュアル。
2025年『ドラゴンクエストI&II HD-2D』において、エンドクレジットに個人名で掲載。
今後は、好きな仕事だけを描く。
誰にも依存しない、身軽な究極の個人へ。