手に入れました。 小学館版 新学習まんが人物館『堀井雄二』。
表紙で微笑む堀井さんとスライムを見た瞬間、なんだか胸がいっぱいになってしまって……ページをめくる前から、こみ上げてくるものがありました。
一気に読み終えた今、僕の心にあるのは、言葉にしきれないほどの「感謝」と「震えるような感動」です。
漫画の中で描かれる、堀井さんの少年時代、創作への情熱、そして『ドラゴンクエスト』が生まれるまでの苦悩と喜び。その全てが、今の僕たちが愛してやまない「ドラクエ」の礎になっていることを改めて痛感しました。
子供の頃、夢中になってコントローラーを握りしめていたあの日々。 画面の向こうに広がる冒険の世界に、どれほど心を躍らせたことか。 当時の僕は「いつかこんな世界を描いてみたい」と漠然と夢見る、ただのいちファンでした。
でも、今は違います。 僕は今、ドラゴンクエストの公式イラストレーターとして、堀井さんが生み出したこの素晴らしい世界の一部を描かせていただいています。
本を読みながら、ふと我に返る瞬間があるんです。 「あれ? 僕、この神様みたいな人が作った世界の、公式の絵を描いているんだよな……?」と。
実は先日、作品の関係者が集まる謝恩会に参加させていただいた時のこと。 雲の上の存在である堀井雄二さんご本人に、直接ご挨拶をさせていただく機会に恵まれました。
信じられないことに、堀井さんは僕のことをしっかりと認知してくださっていたんです。それだけでも夢の中にいるような気分だったのですが……その時、堀井さんから直接いただいた言葉が、今でも耳から離れません。
ドラクエの世界をずっと一緒に創り上げてきた堀井さんからの、この上ない最高の褒め言葉。鳥山明先生を心から尊敬し、その背中を追いかけ続けてきた僕にとって、これまでの人生のすべてが報われたような、本当に一生の宝物になる瞬間でした。
憧れの存在だった堀井さんが歩んできた道。その道の延長線上に、今、自分が立っている。 少しでも同じプロジェクトに関わり、直接お言葉までいただける日が来るなんて、昔の自分に教えても絶対に信じないでしょう。ドラクエがきっかけで知り合った昔の知人などは今の自分を知ったらひっくり返るでしょうw
堀井さんが人生をかけて生み出した「夢」と「感動」。 僕も公式イラストレーター「ふぇにょん」として、その重みと喜びを噛み締めながら、一枚一枚のイラストに魂を込めて、ファンの皆さんに届けていかなければならない。
読み終えて本を閉じた今、改めて背筋が伸びる思いです。
堀井雄二さん、素晴らしい世界を作ってくれて本当にありがとうございます。 そして、この世界で絵を描かせてくれている奇跡に、心から感謝します。
これからも、「冒険の旅」は続きます、そして伝説へ…。
