MENU
  • HOME
  • PROFILE
  • WORK
  • BLOG
  • CONTACT
ふぇにょんち
  • HOME
  • PROFILE
  • WORK
  • BLOG
  • CONTACT
ふぇにょんち
  • HOME
  • PROFILE
  • WORK
  • BLOG
  • CONTACT
近況はBLOG

30年越しに手に入れた、中鶴カレンダー

2026 1/22

メルカリで、中鶴カレンダーを買った。
価格は15,000円。

正直に言えば、安くはない。
でも迷いはなかった。

当時10歳だった自分には、
この一枚一枚に込められた「判断」や「技術」や「覚悟」なんて、
わかるはずもなかったからだ。

線の太さの意味も、
色の選び方の理由も、
なぜここで描き込み、なぜここで省いているのかも。

ただ「かっこいい」と感じていただけだった。


このカレンダーは1996年のものだという。
つまり、30年近く前の印刷物。

それが、驚くほど綺麗な状態で今ここにある。

30年間、大切に保管してくれていた出品者の方がいて、
その時間の先に、たまたま今の自分がいる。

それだけで、もう感謝しかない。


今、改めてこの絵を見ると、
「上手い」という言葉では全然足りない。

線は情報ではなく、リズムとして引かれていて、
色は説明ではなく、感情を演出している。

構図も、正しいというより
“気持ちいい”。

理屈で組み立てたものではなく、
身体に染み込んだ経験から出てきた判断の集積だと感じる。


このカレンダーを買ったのは、
懐かしさに浸るためではない。

 

これを「再現できる」と言えるほどの技術を身につけて、
自分の仕事に落とし込み、
ちゃんと今の世の中に返したいと思ったからだ。

ただ似せるのではなく、
同じ判断ができるレベルまで辿り着きたい。


10歳の自分にはわからなかった価値が、
今ははっきりと見える。

そう思える場所まで来られたこと自体が、
この15,000円の一番の価値なのかもしれない。

鳥山先生とはまた違う、洗練された技術と魅力がたまらん。。

blog
  • 『ドラクエ』への愛と、感謝の夜。
  • 勇者の休息、江ノ島。世界が認めた筆致、そのインスピレーションの源泉。

関連記事

  • ドラクエウエハースと過ごす、至福の日常
  • 勇者の休息、江ノ島。世界が認めた筆致、そのインスピレーションの源泉。
  • FLASHアニメーター(ANKAMA)
  • 「劣化するベテラン」にならないために。私が発信を続ける本当の理由
  • ふぇにょんの井戸、カンボジアに立つ。
  • Ixyさんの本を読んで気づいた、「イラストレーターの収入1割」の衝撃
  • 『ドラクエ』への愛と、感謝の夜。
  • 「いつか仕事がなくなる恐怖」と戦い、体と心を差し出した代償の記録
  1. ホーム
  2. ブログ一覧
  3. blog
  4. 30年越しに手に入れた、中鶴カレンダー

© ふぇにょん Official Website

目次
error: Content is protected !!