アニメ業界

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上に行けば行くほど地獄

この業界、気をつけなければいけないのが上の立場に行けば行くほど地獄だということです。

夢が無いです。

有名なスーパーアニメーターの方たちならさぞいい暮らしをしていると思いますよね?

しかしそういう方々こそ

会社に住んでいる

という状態が多いように感じました。

たくさんの作品の作監をする程のすごい方が家賃3万くらいのところに住んでいたり。

なぜかと聞くと

「ほとんど家にいないから。」

…羨ましい?

 

お酒が飲めない身体

大きいスタジオにはめちゃくちゃうまいアニメーターの方がいます

スタジオの顔とも言える方々です。

そんな方たちならさぞいい暮らしをしているかとおもいますよね。

でも実際は(暮らしは知りませんが…)健康面だと体を壊していたりして

「病院行ってから来ます」

「午後病院」

などタイムカードのところに書いてあるのを頻繁に見ました。

ある方は身体を壊してしまいそれ以来お酒が飲めなくなってしまったそうです。

なので打ち上げなどでもノンアルコール。

そんな身体に誰がした?本人でしょうか?

誰も保障などしてくれません。

自分勝手

元々の性格なのか、業界に溶け込んでねじ曲がってしまったのか

人に気を使えない人間が多いと感じます。

気遣っているほどの余裕がないのかもしれません。

例えば指導する側が「これをやってみて」と課題をわたします。

与えられたほうは緊張しながらもせっせと頑張り終わらせます。

夜も遅くなりそろそろ帰りたいのでチェックしてもらおうとその人のところに行くと

…いない?

そばの人に聞くと「もう帰ったよ」「まだ来てないよ」など。

ひどい時には寝てる。

新人には起こす勇気なんてないのに…。

こんなことが日常茶飯事です。

帰るなら一言

「じゃあ終わったら机の上に置いといてね、見とくから」

そう声をかければすむ話じゃないでしょうか。

もちろん中にはちゃんとしている人もいると思いますが自分の経験はこんなんばっかでした。

メリット

ネガティブなことばかり書きましたがもちろんいいことだってあります。

一番は自分の描いた絵がテレビに映ること!

動画だって自分がトレスした絵が画面に映ることは感動します。

原画になれば自分が作った芝居が画面に映り感動します。

そしてスタッフロールに名前が出たらもう最高に感動!

…最初はね。慣れるとどーでも良くなるけど笑

あとは

時間にルーズでも多少許されたり(社会人失格)

朝早く行かなくても怒られなかったり(慣れると午後出勤とか当たり前)

そんな業界ですから周りも大人になりきれない子供のような大人が多いです。

例に上げると

  • 机の周辺がおもちゃの山でもOK
  • モンハンなどゲームやってもOK
  • いつでも音楽、映画、ネットがOK(資料探しもあるが)
  • 寝たくなったら机に突っ伏すか仮眠室(あれば)で寝てOK

など、基本仕事さえすればあるていどOKです。

もちろんどこでも同じ感じではないとは思いますが。

新人の頃からコレやると多分嫌われるので注意。

打ち上げなどで有名人に会えるのも役得ですね。

自分もいろいろな声優さんに一緒に写真とってもらったり

サインをもらえ、今でも宝物です。

向いている人

簡単にいえば

「絵を描いて動かすことが好きでそれさえできればお金なんていらん!

いま好きなことだけできれば将来なんてどうでもいい。」

って先を見ることが出来ない人。

好きなだけじゃもちろん続かないし(てか嫌いになる場合も…。)そんな単純な話ではないけども。

もちろんうまくなって大きい仕事などすれば名前も売れるし結果的にお金はついてきます。それでも年収何億なんていうのはないのです。

また中途半端のまま40.50歳になってもある作品の1話の中の共同作画監督の一人にしかすぎなかったら絶望ですね。

金も名声も権力もない中年を誰が相手にするでしょうか。

結論

全体的にだらしない業界なので

真面目で繊細な人には厳しいです。(自分のこと)

今の時代、絵を描く職業はたくさんあります。

求められる技量と報酬が明らかに釣り合っていない業界なので志す方はよく検討してください。

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