「絵描きは座っているのが仕事」
「富裕層は美食三昧」
世間ではそれが当たり前だと思われているし、実際にその通りだ。
だが、その裏側にある**「代償」**について、どれだけの人が真剣に考えているだろうか?
俺は、クリエイターとして、そして投資家としてあえて言いたい。
健康こそが、この世で唯一、“金で買い戻せない”最大の資産だ。
1. 成功者につきまとう「贅沢病」の影
成功した実業家として有名な与沢翼さんが、痛風の激痛に苦しんでいる姿を見たことがあるだろうか。
風が吹くだけで痛いと言われるあの病気は、まさに「王者の病(Disease of Kings)」とも呼ばれる。
だが、その現実はロマンなど微塵もなく、ただただ過酷だ。
そして、俺が何より身震いしたのは、尊敬してやまない鳥山明先生が生前、糖尿病を患っていたという話を聞いた時だ。
世界的な名声、圧倒的な富、誰もが憧れる才能。
神のような偉業を成し遂げた人でさえ、**「身体の仕組み」**という冷徹なルールからは逃れられない。
ここが残酷な真実だ。
糖尿病は、適切な治療と生活改善でコントロールできる。状態によっては寛解も目指せる。
でも一方で、壊れかけたシステムを完全に「新品」に戻すのは簡単じゃない。
どれだけ資産が何億あろうと、
壊れた膵臓を新品に買い替えることはできない。
そして、絵描きにとって命よりも大事な「目」が霞み、
「手先」が痺れれば、ペンを握ることすら叶わなくなる。
2. 「動かない」×「暴飲暴食」= クリエイターの職業病
ベテランのアニメーターや漫画家、イラストレーターに生活習慣病が出やすいのは、ある意味で必然だ。
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1日10時間以上、椅子に座りっぱなし
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運動不足で代謝は落ちる一方
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締め切りのストレスで睡眠が削られる
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深夜の暴飲暴食や甘いものに走る
この生活を10年、20年と続けた先にあるのは、
栄光のトロフィーではなく、通院と薬と制限の毎日かもしれない。
俺はそれが何より怖い。
「成功したのに、それを楽しむ身体がない」
これほどの絶望が他にあるだろうか?
3. 俺が「健康」を最優先にする理由
だから俺は、身体を鍛える。
ボディビルディングに取り組み、食事を徹底的に管理し、体脂肪率をコントロールする。
「意識高いね」
「ナルシストだね」
言われることもある。
でも、そんな浅い話じゃない。これは**“防衛戦”**なんだ。
俺にとっての筋トレは、ただ筋肉をつける行為じゃない。
病気という“見えない敵”から、自分の人生とキャリアを守るための盾だ。
金は、失っても稼ぎ直せる。
仕事は、失敗してもやり直せる。
だが、健康だけは、失ってからのリカバリーが別ゲーになる。
最高のパフォーマンスで絵を描き続け、
積み上げた資産を人生の最期まで味わい尽くす。
そのために、俺は何よりもまず**「健康」**を最優先にする。
それが、30代、40代を超えても勝ち続けるための、**俺なりの究極の「投資」**なんだ。
追記(自分への戒め)
俺は知ってる。
人は「まだ大丈夫」で壊れる。
だから今日も、座りっぱなしを切って、飯を整えて、身体を動かす。
未来の自分が“描ける状態”でいるために。
健康だけは、どんな成功者でも“リセマラ不可”だ。
